嘉義の駅前にあるバスターミナルから
今度は、標高2000メートルを越える
台湾の山岳リゾート「阿里山」に向かいます。
本来ならこの嘉義駅から阿里山登山鉄道が運行している
のですが・・数年前の台湾中部地震その後の水害によって
ほとんどの区間で現在も不通になっています。
残念ながら今回はこのバスで向かいます。
途中、阿里山高山茶で有名な茶畑を見ながら
バスは山道をひたすら登っていきます。
阿里山山頂部は霧がかかっていました。
この時期は閑散期ということもあり・・
どこの宿も料金は安め
この日の宿泊は「高山青大飯店」
到着後、日が暮れるまで2時間ほどあったので
阿里山森林遊楽区の巨木遊歩道を散策することに・・
整備された遊歩道沿いには樹齢千年を越える木が
あちらこちらにあります。
その中でもとりわけ巨木・樹齢3千年の「神木」
神秘的な空気さえ漂うこの一帯、まさにパワースポット
散歩の帰り道・・阿里山にも夕暮れが訪れました。
阿里山は烏龍茶のほかに、コーヒーも隠れた名産
何度か飲みましたが、なかなかおいしいですね。
それと・・これ
「わらびもち」試食で美味しかったので
ひとケース買ってしまいました。
翌朝、阿里山観光のハイライト・御来光を
見るために4時50分起床
阿里山駅から御来光の展望台がある祝山まで
御来光の時間に合わせて運行されている
「阿里山登山鉄道」に乗ります。
この日の発車時刻は5時50分
もちろん、日が明ける前に出発です。
時速20キロのろのろ運転で約30分の列車の旅
台湾鉄道最高地点 標高2451mの祝山駅到着
歩いてすぐの展望台で御来光を待ちますが・・
あいにく、雲が少しかかってきました。
御来光の時間
残念ながら、かすかに太陽が見えるのみ
晴れていれば・・
台湾最高峰の玉山(戦前は新高山と呼ばれ日本一の高さでした)周辺から日が昇るのをみることができます。
帰りの列車では車掌さんの席に座らせてもらいました。
おかげさまで・・列車の雰囲気を満喫
こんな、写真も撮れました。
阿里山からの帰り際・・
日本語ができたので、すこしお話した
宿のマネージャーの高(コウ)さん・・
「桜の咲く3月もいいですよ。その時にまた来てください
」と手を振って見送ってくれました。