新年の旅(街歩き)16「北三陸(久慈市・野田村)編」5~いわて内陸へ~

翌朝・・宮古方面の三陸鉄道代行バスは
土日は運休のため、内陸方面に向かうことに
久慈駅前から二戸行きJRバス
約1時間で到着

さらに「いわて銀河鉄道」に乗り換え
いわて沼宮内駅へ

いわて沼宮内(岩手町)は新幹線の駅もあります。

新しい立派な駅のある町はどんな街でしょう?
街中を散策します。
駅から徒歩20分ほど
昔ながらの町並をぬけると・・

(岩手町の中心市街地)
きれいな商店街が現れました。

 

岩手県岩手郡岩手町・・
同じ地名(岩手)が3つ並ぶ全国でも珍しい地名です。
町内には北緯40度線がとおり・・
東北の大河北上川の源流の町です。

この小さな川・・北上川です。
東北を200キロ以上南下・・津波で被害を受けた
石巻で大河となって太平洋にそそぎます。
町の高台にある道の駅で・・
こんなものを発見

いわて焼きうどん

もちろんいただきます!
昨年、B級グルメ全国大会にも出店
ただいま売り出し中の岩手町のB級グルメ

道の駅から岩手町の街並、新幹線、岩手山を望む
いわて沼宮内駅にて・・
今回の新年の旅・・解散!
太郎は新幹線で東京方面へ
わたしは八戸港から夜行フェリーに乗ります!
フェリーの出港までかなりの時間があるので
どこか温泉にでも・・と
駅の観光案内所で聞いてみました。
2つ先の奥中山高原駅近くのスキー場に日帰り温泉が
あるということなので・・
行ってみます。
駅から2、3キロだと聞いていたので・・
行きのバスが無かったので歩いてみることに・・
これが大きな間違い!
歩けど歩けど・・着きません!
結局、1時間半歩き、へとへとになって到着。
(あとで調べると6キロもありました)

奥中山高原スキー場
温泉施設もあります。
雪を見ながら、疲れを癒しました。

もちろん帰りはバス(二戸行き)

青い森鉄道で八戸へ

八戸駅

夕食は八戸の海の幸とせんべい汁

イカ、めかぶ、にマグロ
うみねこ丼・・だそうです。
22時八戸港出港・・翌朝、無事に苫小牧港に到着

苫小牧港の朝焼け

新年の旅(街歩き)16「北三陸(久慈市・野田村)編」4~久慈・海の幸~

野田村から先、代行バスが運行されています。
ただ、この日のうちに宮古市まで行けません・・
さらに、普代村、田野畑村、小本温泉など
沿線にある宿泊施設はほとんどが流されて
しまったと言う事です。
宿泊施設のある久慈に戻ることにしました。
久慈市内散策

久慈駅前
久慈市コミュニティーセンター
の展望台に上ってみました。

展望台から久慈の市街

リアス式海岸、太平洋を望む
(海岸近くは津波の被害を受けました)
久慈市内にある「道の駅 やませ土風館」

産直市場、お土産屋さん、レストラン
観光案内所などがあり・・活気がありました。

秋祭りの山車が展示されていました。
10メートル以上の巨大な山車
ねぶたより高さがあるみたい・・
祭り当日には、市街地をねり歩きます。
今度、是非みてみたいですね。
津波被害のパネル展

3・11津波襲来時の写真です。
応援メッセージも書き込まれています。

津波の惨劇がひしひしと伝わってきます。

 

道の駅で買った「かもめの玉子」
大好きなお菓子です。

大船渡市でつくられています。

 

夕食は久慈市内の海の幸が美味しそうな
料理屋さんへ

北三陸料理「魚棚」
出てくる料理はどれも、美味

あん肝

イカとゴロの味噌煮込み
いい出汁が効いています。

ホタテの刺身
このほかにもたくさん・・
ビールがすすみました。
観光案内所、宿の人、料理屋さんの人・・
みんな観光客が来てくれたことに
よろこんでくれているようでした。
久慈市は津波の被害もありましたが・・
街は通常どおり観光できます。
観光客が来てお金を落としてくれることが
街の活気そして復興にもつながります。
三陸の海の幸がおいしい久慈の街に
どうぞ、行ってみてください。

新年の旅(街歩き)16「北三陸(久慈市・野田村)編」3~津波の恐ろしさ~

三陸鉄道で陸中野田駅に到着
ここから先は海岸線を走っていたため
津波で流されてしまいました。

陸中野田駅
海に面した野田村の市街地は
この駅から海側に10分ほど歩いた所に
あります。
この辺から先が市街地のようです。

一見何もなかったかのようですが・・
少し歩くと・・海側に空き地が出て来ます。

野田村商工会⇒とありますが・・
建物がありません。
今度は仮設店舗と折れ曲がった道路標識

この先、海に向かって伸びる広い道が出てきました。

おそらく、このあたりが村のメインストリートだったのでしょうか?

道路の両サイドは何も残っていません。
区画整理中ではありません、津波で流されたのです。
唯一残っている建物

津波の破壊力を物語っています。
看板が曲がっているあたりまで、水が来たのでしょうか?
この先の海側はいっさい建物がありません。

残った基礎

折れ曲がった橋の欄干

十数本の松が残っているだけ・・

野田村役場はかろうじて無事でした

時計は曲がっていますが・・
村を見降ろす高台にある神社に登りました。
街の海側が無くなっているのが良くわかります。

この場所に避難して津波の難を逃れた人もいるのでしょう!
最近オープンした仮設店舗

震災から約10カ月・・
甚大な被害を受けたこの村にも
復興に向けた力強さも感じます!
どうしてもメディアは被害の大きかった
陸前高田、南三陸、石巻などに集中して
この村の状況はほとんど報道されていません。
でも、実際に来て見てみると、とんでもない被害!
おそらく東北の太平洋側にはこういう場所が数多く
あるのでしょうね。

新年の旅(街歩き)16「北三陸(久慈市・野田村)編」2~三陸鉄道に乗る~

久慈市役所に無事集合できました。
毎年思うのですが・・いつもよく時間どおりに
集まれるものですね!
時間は正午・・お腹が空いてきたので
久慈の街中へ

ここだけ見ていると・・久慈の街は
津波に関係ないようにも見えてしまいますが・・
見覚えのあるラーメン屋さんを発見

「らーめん千草」
10年ほど前に新横浜ラーメン博物館に行った時
久慈ラーメンとして出店していた有名店です。
もちろん、入ります。
街には人通りがあまりないのに・・
この店内は人でいっぱいです。
チャーシュー麺を注文

あっさりした鶏殻のスープに
チャーシューも鶏肉です。
細い麺と鶏ダシの効いたスープ、そしてチャーシュー
のコンビは絶妙でした。
また食べに来ます。
久慈は三陸鉄道の始発駅・・

津波による被害で、久慈ー宮古間で運行していた
北リアス線はほとんどの区間で不通になっていますが・・
三陸鉄道のホームページ久慈のとなり町、野田村との間は復興支援列車として
運行しているので、乗ってみます。

通常は久慈ー陸中野田380円のところ
復興支援ということで300円になっていました。
会社も大変な時に被災された住民のために割引・・
本当に頭が下がります。
私たちは観光客なので、もっと払いたいところです。
それなら・・と鉄道復旧のために・・
三陸鉄道グッズをいっぱい買いました。

そのひとつ「三陸鉄道LEDライト」
ボタンを押すと列車のライトが着きます。かわいい!

三陸鉄道(久慈駅にて)

20分ほどで陸中野田駅(野田村)に到着

陸中野田駅

ここから先は津波で流されてしまいました。

2012新年の旅(街歩き)16「北三陸(久慈市・野田村)編」1~三陸へ向う~

新年の恒例行事となっている
新年の旅・・大学時代からの友人と毎年、全国のとある
市役所(町村役場)で待ち合わせて旅をします。
阪神淡路大震災の翌々年から始まって・・
今年で16年目になりました。
新年の旅について・・2年前の「新年の旅ブログ」
新年の旅(街歩き)「七戸・青森・津軽編」その1~今年で14年目~へ
さて、今年はどの街の市役所で待ち合わせようか?
やっはり、昨年の大震災の事が忘れられず・・
三陸地方ということになり・・
その中でも、津波の被害を受けているのに
あまりメディアに取り上げられていない?
三陸海岸北部の久慈市集合となりました。
1月14日(土)正午 久慈市役所集合
ここ中札内村からは前日の夜に苫小牧港まで行って
21時15分発の八戸行きフェリーに乗ります。

イルミネーションがきれいな夜の苫小牧港
約7時間半の船旅・・早朝4時45分に八戸港到着。
あいにく八戸は吹雪模様!

港からタクシーで10分のところにある八戸線本八戸駅
JR八戸線は八戸駅と久慈駅を結ぶローカル線です。

八戸ー種市間は通常どおりの運行
そして種市ー久慈間は津波により鉄橋が流されるなどの
被害を受け不通となっており・・
代行バスが運行されています。
列車は種市駅に到着します。

やっと、やっと明るくなってきました。
駅前には「JRの代行バス」が待っていました。

津波で被害を受け工事中の線路を横目に見ながら・・
約1時間で久慈駅前に到着!

朝8時、気温はマイナス7℃
風が強いので、とてつもなく寒かった!
(さらに寒い北海道から来ているのに・・)
駅にある、温かい蕎麦でも食べて温まろう!

久慈市の中心市街地は海岸線より3キロ以上内陸に
入っていたため、津波による被害は免れました!

久慈市街地
(海岸線にあった集落や施設は流されてしまいましたが・・)
正午、津波の被害を受けなかった久慈市役所で無事集合!